公募 VA
株式会社ポリフォニー・デジタル/柏木 大樹
レースゲームもしくはクルマ等の工業製品等に興味があること。
自動車メーカーが持つCADデータをもとにゲームデータを制作するまでの道のり。
カーペイントに代表される複雑な物理特性を持ったシェーダ開発の道のり。
【講演内容】
『グランツーリスモSPORT』でクルマの「撮影」をすれば、誰でもカタログ品質の画像を生成できます。ゲームという厳しい制約をもったコンテンツの中で、制作している我々自身にも実写と見分けがつかないほどリアルなレンダリングを実現させるために、いったい何が行われているのでしょう?
PS4の計算能力、実物をデータ化するスキャニング技術、物理シェーダ等の恩恵はもちろんですが、クルマという美しい工業製品をリアルタイムで正確に表現するためには、モデリングとレンダリング双方において長い開発の道のりがありました。
柏木 大樹(かしわぎ ひろき)
株式会社ポリフォニー・デジタル
ムービーチーム デザイナー
2002年日産自動車デザイン本部入社。
デザインビジュアライゼーションを担当し、映像制作をしながら全自動のレンダリングシステムを開発。
2014年ポリフォニ・デジタル入社。
映像制作とテクニカルR&Dを担当。
クルマという工業製品のCG表現をひたすらに追い続け、自動車デザイン業界からゲーム業界へと渡り歩いてきました。CADデータの取り扱いからオフライン・リアルタイムを問わずのレンダリング表現までを主な業務フィールドとしています。